風 力 発 電 施 設 U
 
 
 
 
 
風力発電施設(35,5KB)
 
 
 
三井造船 建造
 当地から西に行くと有る半島の西端の北部の湾岸に沿って並んで建っている大型の風力発電施設。
 手前はキャベツ畑が一面に広がる広大な農地、その先は防風林帯で、風力発電施設の向うは海(湾)。
 この半島の西端の北部一帯には、写真の風力発電施設を含めて、大型の風力発電施設が合わせて12基点在して建っています。
 平成20年12月のある日に、 上記の風力発電施設の西側の堤防道路を散歩していたら、一番北の端(写真の右端)の風力発電施設のローター(プロペラ)だけを停止させて、二人の人が、発電機が納まっている発電機室?の上に登り、そこから、ローター(プロペラ)の付け根のコーン状のハブの部分に移って屈み込み、 ハンマーで威勢良く、「ガン、ガン、・・・・・」と何かを叩いてい、高くて手元は見えませんでしたが、ハブにローター(プロペラ)を固定しているボルトを、増し締めしているのではと思いました。
 コーン状のハブの部分に乗っていて、もし、足が滑って墜落したら、間違いなく死ぬと思いましたが、コーン状のハブの部分に、ハブの部分の湾曲に沿って金属の丸棒のようなものが付いていますので、それに命綱を掛けていて、もし、足が滑って落ちても墜落しないと思いますが、高所で宙吊りになり、相当に怖いと思います。
 上記の光景を見て、大直径で長い円筒状の鉄製のポール(塔)の内部に、下端から上端の発電機室の床まで、梯子ないし階段が設けられてい、更に、発電機室の中にも、発電機室の上に登る梯子ないし階段が設けられているのだと知りました。
 ポール(塔)の下端に、鍵付きの扉が設けてありますので、そこから、ポール(塔)の内部に入るのだと思います。
 
 
風力発電施設(34,5KB)
 
 
 
 写真2の風力発電施設を海側(湾)の砂浜から撮った写真。
 この風力発電施設が建っている海岸(湾岸)には、早朝であれば、車で1時間30分ほどで行けます。
 
 
 
 
 
風力発電施設(41,0KB)
 
 
 
 当地から西に行くと有る半島の付け根に近い東部の湾に面した工業団地の、自動車工場を中心とした一帯に点在して建っている、合わせて13基の大型の風力発電施設。
 上の写真の一番右端の風力発電施設のポール(塔)の手前に重なって見えているものは、巨大な自動車運搬船ですので、その対比から風力発電施設の大きさが分かると思います。
 この風力発電施設が建っている工業団地を見渡せる対岸の堤防には、早朝であれば、二つの自動車専用道路(無料)を通って車で50分ほどで行けます。
 
 
 
 
 
風力発電施設(32,4KB)
 
 
 
ローター(プロペラ)の回転直径 : 29メートル
ポール(塔)の高さ : 30メートル
最大発電量 : 300KW
アウトブレーク : 風速3.0メートル/秒
27メートル/秒以上の風速で運転停止
三菱重工業 建造
 写真4の自動車工場を中心とした工業団地の南に有る山(海抜253メートル)の山頂展望台の、南側に有る駐車場の南端に建っている中型?の風力発電施設。
 海(湾)に面した山頂と風力発電施設が建っている立地条件が良いことと、ローターの回転直径が小さいこととにより、早朝の「なぎ」の時でも、元気良く回っています。
 大型の風力発電施設のローターは、風が強い日でも、スローモーションのように、ゆっくりと回っていますが、中型、小型とローターの回転直径が小さくなるほど回転速度が速くなり、公園や企業の敷地内、駐車場などに建っている小型の風力発電施設のローターは、風の強い日には「せわしげ」に回っています。
 この風力発電施設が建っている山頂展望台には、早朝であれば、車で1時間ほどで行けます。
 
 
 
 風力発電は、発電するのに、石油も、石炭も、天然ガスも、核燃料も、水を溜めるダムも要らず、エネルギー源は自然の風だけであり、建設費は掛かっても、ランニングコストが安く?、建設する際に国から補助金をもらえば商業ベースに乗るのかも知れません。
 当地から、東に、太平洋沿いに行くと、大型の風力発電施設が7基ほど見えますが、当地から西に行くと有る半島の方が、大型の風力発電施設が多く、その半島の太平洋側(南側)の道路と湾側(北側)の道路の両方を通って、その半島を一周して来ると、その半島への途上も含めて30基の大型の風力発電施設が見えます。
 最大発電量が数百W〜数十KW程度の小型の風力発電施設は、公園や企業の敷地内、駐車場、道の駅など、さまざまな所で見ます。
 発電の為のエネルギー源が「タダ」で、クリーンで、風通しの良いところであれば、どこにでも設置できるのが魅力。
 また、大きなローター(プロペラ)がスローモーションのように「ゆっくり」と回っている姿は、どこから見ても相当に目立ち、環境保護に取り組んでいることをアピールする効果が大きい。
 
 
 
 
 
 2014年3月に於いて、豊橋市の太平洋の海岸に面した丘陵の上の、1500KWの風力発電施設のローター(プロペラ)が1枚折れました。
 
 ローターが折れた原因が分からない為か、折れたローターが回転してぶつかり、他のローターも傷つけた為か、回転のバランスを保つ為かは分かりませんが、ローター3枚を全て新品に交換するようです。
 
 タイヤが前後方向に5、6個並んだ、最大吊り上げ荷重百トン超の大型クレーン車二台、その内の一台は、ブーム(腕?)の先にバケットを付けて高所作業車として使い、延べ一週間ほど費やして、折れたローターを含めて、ローターを全部取り外しました。
 
 
 
 
風力発電施設
 
 
風力発電施設
 
 
 
 
 

 
 
ソーラーシステム
 
 
 最近、新しく造成された大規模な住宅地域を散歩していると、次々と新築されている住宅の7、8軒から10軒に1軒ほどの割合で、住宅の屋根に太陽電池が設置されていて、同じ住宅会社が手掛けたのか、屋根に太陽電池を設置した住宅が5軒ぐらい並んでいたり、屋根に太陽電池を設置した住宅が、より多くの割合で集まっていたりで、もはや、ソーラーシステム(太陽光発電システム)を導入している住宅は珍しくありません。
 
 上記の新興住宅地域に限らず、畑が広がっている先に市街地が広がっていて、多くの住宅の屋根を見渡せるような所を散歩していると、あの家の屋根にも太陽電池が有る、あの家の屋根にも太陽電池が有る、・・・・・と、近年に新築された住宅には、結構な割合でソーラーシステム(太陽光発電システム)が導入されています。
 
 住宅の屋根を見ると、太陽電池の上面を板ガラスで覆った、いかにも「太陽電池です」という太陽電池と、南面の屋根の周りの部分の屋根材と、それに囲まれた、その中の部分の屋根の屋根材の色調が異なり、額縁のようなイメージで、その額縁の中の部分全体が「屋根材一体型太陽電池」、「屋根瓦一体型太陽電池」に成っている太陽電池があります。
 
  ソーラーシステム(太陽光発電システム)を導入している住宅を見ると、先進的な考えの住人が住んでいるのではと思えます。
 
 インターネットで調べてみると、ソーラーシステム(太陽光発電システム)を導入するコストは、太陽電池のメーカーや屋根の形状により異なるようですが、最大発電出力1KW当たり70万円〜80万円程度で、最大発電出力3KW〜7KW程度のソーラーシステムが一般的なようです。
 
 散歩しながら住宅の屋根を見ていて、棟が東西方向で切妻型の屋根の南面全体に太陽電池を設置した住宅が、7KW程度のソーラーシステムではと思え、それ以上の最大発電出力のソーラーシステムを導入するには、特別に面積の広い屋根が必要ではと思えます。
 
 インターネットで調べてみると、小型の風力発電機も市販されていますが、住宅地に設置すると、騒音で近所迷惑になる心配が有るので、太陽電池の方が良いのではと思います。
 
 住宅を新築する際に、予算に余裕があれば、ソーラーシステム(太陽光発電システム)を導入すれば、自家消費+晴天日の昼間の余剰電力の売電により電気代が安くなる上に、先進的に見えます。
 
 
 
太陽光発電所・メガソーラーの建設ラッシュ?