走歩行距離とは
 
 ネット上の「ことば辞典」にあるかは知りませんが、走歩行距離とは、自転車に乗って走行した距離に、自転車を押して歩いた距離を加えた距離のことです。
 
 河川敷に設けられたサイクリングロードが、更に北に向かって続いているので、第二東名高速道路の橋まで行こうと思いましたが、大河川に架かる★★★★大橋を通り過ぎて、更に進んだ所で、突然、自転車の後輪がパンクして、一気に空気が抜けてしまいました。
 
自転車で無駄走り
 
 そのパンクの状況は、自転車のタイヤとチューブを交換してから、間もなくパンクした時と同じであり、同じニップルパンクだと思いました。
 
 ニップルパンクとは、リムの内側にスポークを固定している金属のニップルが有り、そのニップルが、リムの内側に少し突き出ていて、その少し突き出た金属に、チューブが擦られて傷が付いて、チューブに穴が開いてパンクする事です。
 
 古いリムから新しいリムに、タイヤとチューブを交換する際に、ニップルからチューブを保護する為に、リムの内側に貼ったリムテープが縮んで短くなって、ニップルが剥き出しになっていて、危うくニップルパンクするところでしたので、新しいリムに、二重、三重にリムテープを貼りましたが、それでも寒さで縮んで短くなり、ニップルが剥き出しになってパンクしたのだと思いました。
 
 エンドレスの輪になったリムテープであれば、縮んで短くなってもニップルが剥き出しにならないのですが、当地では20インチ用のエンドレスのリムテープは入手できず、通常の粘着テープのようなリムテープを使いましたが、リムテープが縮んで短くなってしまう事を見て、危惧していた事が現実に成ってしまいました。
 
 自転車の後輪がパンクした時点で、サイクルコンピューターを見たら、走行距離は24キロメートル程でしたので、自転車を押して13キロメートル程歩いた事になります。
 
 タクシーで車の所まで戻ろうかとも思いましたが、自転車を置いたままでは、思い出の有る自転車を盗まれる心配が有り、また、自転車を折り畳んでもタクシーのトランクには納まらないのでは、あるいは、運転手に嫌な顔をされるのではと思い、脚には自信があるので、自転車を押して車まで戻りました。
 
 サッカーや野球をしている幾つもの運動場や、ラジコン車で遊んでいる人々や、大きな凧を揚げている人々など、いずれも楽しそうにしている人々の横を、自転車を押して車まで戻りました。
 
 自宅に戻ると、早速、「アマゾン」で20インチ用のエンドレスのリムテープを購入し、20インチ用のエンドレスのリムテープには二つのサイズがあるそうですが、私の自転車のリムがどちらなのか分からないので、両方のサイズを購入しました。
 
 自転車を押して歩くのは、手ぶらの散歩とは違うので、脚や体に負担が加かって痛くなったり、疲労感が出るのではと思いましたが、そのような事は全く無く、今朝も、いつも通りに早朝散歩をしてきました。
 
 なお、自転車に荷台とカゴを付けて、日が昇って気温が上ったり、体に直射日光が当たったりして、衣服の中が蒸れて、上着を一枚脱いだり、襟巻きを外した時に、その置き場所に困らないようにカゴを付けました。
 
 カゴは、「アマゾン」で二つ購入しましたが、大き過ぎたり、小さかったりで、気に入らないので、ホームセンターで探しましたが適当なサイズが無く、台所の水切りカゴとして売られていたワイヤーのカゴを、ペンチで真ん中から切って二分割し、切断した部分を重ねて短くし、ワイヤーを重ねた上から熱収縮チューブで締め、それだけでは心もとないので、熱収縮チューブの上からビニタイ(結束バンド)で締め、容器にカゴを掛けて水を切る際に、カゴから引き出して取っ手にする部分のU字形のワイヤーを側面方向の補強に使いました。
 
自転車で無駄走り