メジロ・その2
 
 近所で最近生まれた野良猫の子が、下の小さな餌台に登って、置いて有る油揚げを食べるようになり、スズメやムクドリが警戒して餌台に近づかなくなったので、野良猫の子が登れないように、餌台を更に高くしました。
 
 園芸用の支柱を追加して、40センチほど高くし、園芸用の支柱を束ねる為に巻いてあるビニールテープに、子猫が前足と後足の爪を掛けて登るのではと、園芸用の支柱の束の上から、雨樋用の縦パイプを被せて、登る際の足掛かりになる物を無くしました。
 
 車庫の床に放置してあった埃まみれのパイプを利用しましたが、設置して数時間後に見たら、埃が着いていたパイプの下の方が、拭いたように埃が無くなってい、子猫の前足で引っかいた跡が、下の小さな餌台から30センチほど下まで着いていたので、念の為に、「KURE CRC 5-56」という、錆付いたネジを緩める際に吹き付ける潤滑スプレーを、上記のパイプ全体に吹き付けておきました。
 
 それから数日経過しましたが、子猫が下の餌台に登った形跡は有りません。
 
 子猫には、地面から餌台まで、足掛かり無しで一気にジャンプするほどの能力は無いようです。
 
 生長した猫であれば、足掛かり無しで一気にジャンプ出来るかも知れませんが、餌台が狭くて、生長した猫が乗って食事をするほどのスペースが有りません。
 
 何度か雨が降ったら、潤滑スプレーが流れ落ちたのか、野良猫の子が、下の小さな餌台に登った疑いが有ったので、粘度の低い潤滑スプレーに変えて、粘度の高い車のエンジンオイルを、パイプにタップリと塗りました。
 
 自分で車のエンジンオイルを交換する度に、エンジンオイルが余り、エンジンオイルが残った3L缶や、4L缶が沢山有りますので、廃物利用であり、効果が薄れてきたら、直ぐに塗り直そうと思います。
 
野鳥の餌台
 
 
 餌台を40センチほど高くしましたが、まだ下の小さな餌台に猫が登り、スズメやムクドリが警戒して餌台に近づかないので、ガルバニウム鋼板を金切り鋏で、ノコギリの刃のように切って、小さな餌台の周りに隙間無く取り付けてみたら、猫は登らなくなりましたが、野鳥が誤って触れると怪我をするかも知れないので、「ハリネズミ方式」は廃止しました。
 
 餌台の部分を外して、上下を逆さまにした状態の写真です。
 
野鳥の餌台
 
 
 猫が、どの位の高さまでジャンプできるのか、インターネットで調べてみたら、助走無しで、垂直に、猫の体長の5倍の高さまでジャンプできると記載されていたので、更に餌台を高くしました。
 
 なお、猫の体長は、「胸の前端から尻の後端までの長さ」で計るようです。
 
 我が家の庭に、未だ暗い早朝に現れる猫は、野良猫の子だけではなく、大きな野良猫や、大きなブランド猫も現れ、いずれの猫も、夕膳に供えた「油揚げ」や、麺類の具の「油揚げ」が目的で、「油揚げ」だけが無くなり、「麺類」や「豆腐」は残っています。
 
 大きな猫のジャンプ力を考慮して、地面から餌台の上面までの高さを2メートル10センチにしました。
 
 あと10センチぐらい高くしても、餌台の上に逆さまにして被せた園芸用の「育苗箱」を、「踏み台」無しで、両手で持って取り外したり、取り付けたり出来ますが、1ヶ月ほど経過しても、2メートル10センチの高さの餌台に登った形跡は有りませんので、この高さで使います。
 
 なお、餌台から園芸用の「育苗箱」を外して地面に置き、地面に置いた園芸用の「育苗箱」の上に食べ物を置き、食べ物を載せた、園芸用の「育苗箱」を餌台の上に取り付けるようにしています。
 
野鳥の餌台
 
 
 「泥棒顔」の泥棒猫です。
 
野鳥の餌台
 
 
 餌台から園芸用の「育苗箱」を、外したり、取り付けたりする際に、園芸用の「育苗箱」の高さ(深さ)分だけ上に持ち上げないと、外したり、取り付けたり出来ませんが、2メートル10センチの高さだと、踏み台無しだと、少し園芸用の「育苗箱」を傾けて、手前に引くようにしないと、外したり、取り付けたりできませんが、傾け過ぎると、「育苗箱」の上に置いた豆腐が転がり落ちてきて、顔や胸に豆腐が当たることが有り、非常に気持ちが悪いので、片手で持ち運べる軽量の踏み台を自作しました。
 
 有り合わせの木の角材と合板で、なるべく軽量に、約30センチの高さの踏み台を自作し、この踏み台に乗ると、餌台から園芸用の「育苗箱」を外す際に、園芸用の「育苗箱」の水平を保ったまま上下でき、更に餌台の高さを20センチぐらい高くしても、園芸用の「育苗箱」の水平を保ったまま上下できそうです。
 
 なお、踏み台の側面の上部の角材は、指先を引っ掛けて、手にぶら提げて運べるように取り付けた「持ち手」です。
 
 なお、園芸用の「育苗箱」を10度ぐらい傾ければ、踏み台無しで外せますので、雨が降っている時には、踏み台を濡らしたくないので使いません。
 
 最終的には、つま先立ちして背を10センチ程伸ばせば、餌台から園芸用の「育苗箱」を外す際に、園芸用の「育苗箱」の水平を、ほぼ保ったまま上下できる事に気付いた?ので、自作した踏み台を使うのを止めました。
 
踏み台
 
 
 朝膳に供えた豆腐と油揚げを具にした味噌汁を、2メートル10センチの餌台の上に載せる際に、腕を伸ばして、手に持った椀を上に掲げても、餌台の上に空ける程の高さ的な余裕が無いので、放り投げるようにしなければ成らず、巧く餌台の上に載らないので、秘密兵器?を開発しました。
 
 メダカやエビを飼育している水槽や池に空気を供給する際に、吐出口が二つ有るエアーポンプの空気を、一本のエアーチューブに「まとめる」のに使う分岐バルブの代用品として、プラスチック製の中空の球に三つの孔を空けて、それぞれの孔に、エアーチューブと、エアーチューブを繋ぐのに使う「ジョイント」を差し込んで、接着剤で接着した物を作った際に、プラスチック製の中空の球として、100円ショップのゴルフセットのボールを使いましたが、ゴルフクラブの方の使い道が有りませんでした。
 
 このゴルフクラブの先端に、「ぜんざい」や「水ようかん」が入っていたカップを、接着剤で接着し、柄の長い「柄杓」のような物を作りました。
 
 柄の長い「柄杓」その物でも良いのですが、取り敢えずは「廃物利用」で。
 
 なお、構成部品?の材質はポリエチレンやポリプロピレンだと思いますので、「ポリエチレン・ポリプロピレン用」の接着剤を使いました。
 
柄杓
 
 
 餌台を高くすると風などで揺れ易くなるので、細い園芸用の支柱を束ねて使うのを止めて、ホームセンターに置いて有った最も太い、直径33mm×長さ2400mmの園芸用の支柱を使い、ハンマーで叩いて、地面に60センチほど打ち込み、従来から使っていた細い園芸用の支柱を、前記の地面に打ち込んで立てた園芸用の支柱の上端から、上に向けて30センチほど伸ばして取り付けて、今までの餌台を、そのまま「はめ込める」ようにしました。
 
野鳥の餌台
 
 
 下の小さな餌台を取り除いたので、全ての食べ物を上の餌台に置いてい、現在は、カラスの「油揚げ」の食べ放題ですが、周辺の田園地帯で稲が稲穂を垂れていて、スズメの「お米」の食べ放題で、我が家の庭に来るスズメが減っているので、このまま放置しておきます。
 
 田園地帯で稲刈りが終わり、田んぼに稲が無くなると、また沢山のスズメが我が家の庭に来ると思いますので、その時に、餌台の園芸用の「育苗箱」の上方に、二階建て?のように、目の荒いカゴを設けて、目の荒いカゴの上に食べ物を置こうと思っています。
 
 カラスが目の荒いカゴの上の食べ物を「ついばんで」いる内に、徐々にカゴの目 から下の餌台に、油揚げや豆腐の「小片」、短くなった麺類などが落ちて、下の餌台に溜り、下の餌台の食べ物は、体の大きいカラスには、スペース的に相当食べ難いか、全く食べられないのでは。
 
 上の目の荒いカゴは、野菜などの苗を園芸店で沢山買うと、苗を載せてくれる無料の園芸用の「育苗箱」を二分割して、それを重ねて、ビニタイで結束して一体化し、元の半分の大きさのカゴにした廃物利用です。
 
 なお、上記の園芸用の「育苗箱」は、花木の苗や欄などを流通させる際に使う、生産者を始点として、小売店を終点とする、一回限りの使い捨ての園芸用の「育苗箱」で、大きなホームセンターで、「ご自由にお持ち下さい」と表示して、沢山置いて有るものと同じ物です。
 
 上の目の荒いカゴの脚として、強くて弾性の有る竹製の割り箸を、ビニタイでカゴに結束して固定してあり、割り箸を切断して脚を短くし、上下の餌台の隙間を調節できます。
 
 割り箸の強度を少しでも上げる為に、割り箸と割り箸の間と、割り箸の切れ目の間に接着剤を入れて、完全に一体化して有ります。
 
 下の餌台を、脚で両脇から挟んで填め込んで有るだけなので、容易に外せ、もし下の餌台に食べ残しが有ったら、上の餌台を外して、下の餌台を、庭の生垣の上をブラシ代わりにして、擦り付けて、食べ残しを除去できます。
 
 スズメの目から見て、「相当に怪しい外観」だと思いますが、安全な事が分かれば、食べ物を食べに来ると思います。
 
 なお、少し面倒ですが、夕膳に供えた油揚げを、俎板の上で縦横に細かく切り刻み、湯豆腐は細かく潰し、それらを昼膳に供えた麺類と混ぜてしまえば、体の大きいカラスには相当食べ難くなるので、上記の目の荒いカゴを用いる案は当面止めました。
 
野鳥の餌台
 
 
 ミカンばかり食べていると栄養が偏るので、ウドンを食べて炭水化物を摂取しているメジロです。
 
 常に、庭に、3、40羽ほど居るメジロが、入れ代わり立ち代り、ウドンを食べていますので、相当にお気に入りの食べ物のようです。
 
 見ていると、メジロは、ソバやソウメン、油揚げ、豆腐、天ぷら、御飯粒、サツマイモやサトイモの煮物など、さまざまな物を食べるので、相当に雑食性が強いようです。
 
ウドンを食べるメジロ
 
 
 早朝散歩をする為に、左側を水路が流れている農道に車を停めた直後に、二羽のカワセミが私の車の直前に現れ、そのまま止まり続けていたので写真を撮りました。
 
 車の運転席から、フロントガラス越しに撮ったので、朝日で光っているダッシュボードがフロントガラスに映って、ガラスが乳白色に光り、写真をうまく撮れませんでした。
 
 手前のカワセミがオスで、向うのカワセミがメスのように見えます。
 
カワセミ
 
 
 今年の冬は、庭から門口に至る通路の脇の生垣の上の枝や、生垣の側面の枝などに、ミカンを沢山刺してみたところ、人気が無くて、メジロやムクドリなどが気楽にミカンを食べられるのか、刺したミカンの多くが一日で皮だけになり、一日当たり30個から40個とミカンの消費量が増えました。
 
 上記の通路の辺りに見に行くと、夏ミカンの木の上などで休息していたメジロが、10羽、15羽と、まとまって、次々と、近くの神所の大木の上に逃げて行き、その数から、多い時には、庭に50羽ぐらいのメジロが居るようです。
 
 保存用のミカンとして、青島温州ミカンと、買って来た苗の宮川早生温州ミカンを、昨年の末に収穫しましたが、それだけで、それぞれ400個ぐらいずつ有り、二月頃になると、ネーブルやポンカンが食べ頃になり、三月頃にはデコポンが食べ頃になりと、収穫するのが面倒なので、木に生らせたままの、大量の宮川早生温州ミカンを食べる機会が無く、木にミカンを生らせたまま放置すると、木が消耗して今年のミカンの生りが悪くなるので、早く木に生っているミカンを減らしたいです。
 
 ミカンを食べてくれるメジロは大歓迎であり、出来ることなら、もっと仲間のメジロを連れて来てもらいたいです。
 
 なお、ヒヨドリやムクドリ、ツグミなどは体が大きくて、ミカンを沢山食べるので、沢山来るのを歓迎できませんが、一番寒い1月、2月は自然界に餌が少ないので仕方ないので、生垣の垂直の面など、メジロ以外の大きい鳥が食べ難い位置に、ミカンを沢山刺して、少しハンデをつけています。
 
 なお、1月の中下旬まで木に生らせたまま放置してあった温州ミカンを、収穫して食べてみたら、糖度が高くて美味かったので、木に生らせたままだったミカンを食用として、収穫して室内に貯蔵しました。
 
 昨年の末に収穫して室内に貯蔵して置いた温州ミカンを、1月20日頃に食べてみたら、甘味が無くなっていて不味かったので、手間隙を掛けて収穫して貯蔵しましたが、全部、野鳥の食料に回しました。
 
メジロ
 
 
 ミカンを沢山提供している辺りには、メジロを狙って「モズ」が頻繁に来ますが、常に数十羽のメジロが活発に飛び回っているので、いち早く「モズ」に気付いたメジロが、鳴き声(警戒音)で仲間に知らせるので、簡単には捕まらないのでは。
 
メジロ
 
 
 ヒヨドリがミカンを食べ難いように、生垣の垂直の面の枝にミカンを刺しても、生垣の垂直の面にヒヨドリが「しがみ付く」ようにして、生垣の垂直の面に止まり続けて、ミカンを「じょうのう袋」ごと丸呑みにしようとして、「じょうのう袋」ごと引き剥がそうとして、嘴で咥えて、力任せに引っ張るので、ミカンが刺した枝から抜けて、次々と地面に落ちてしまいます。
 
 ミカンを生垣の垂直の面の枝に刺して、一、二時間ほどで、ヒヨドリが、ほとんどのミカンを地面に落としてしまうので、メジロ専用の餌場として、ミカンを刺して吊るす針金製のハンガーを追加しました。
 
 ほとんどのヒヨドリは針金製のハンガーに止まれませんが、一羽だけ、ミカンを掛けて有る斜め上向きの針金に止まってミカンを食べる事の出来るヒヨドリがいますが、針金製のハンガーが回転したり揺れたりするので、バランスをとるのに苦労していますので放置しています。
 
 頭がいいのか、バランス感覚がいいのか?
 
メジロ
 
 
 メジロ専用の餌場として、ミカンを刺して吊るす針金製のハンガーを6本吊るしました。
 
 二分割したミカンを約60個刺せるので、丸ごとのミカンに換算して、一回に約30個で、朝刺すと、昼過ぎにはメジロが全て食べ尽くすので、午後に、もう一度刺すと、翌朝に少し食べ残しているので、一日の消費量は丸ごとのミカン45個から50個ほどですが、3月上旬の時点において、未だ、収穫して保管して有るミカンが大量に残っているので、例年、メジロが少なくなる4月上旬頃までは充分にミカンが持ちそうです。
 
 ミカンの食べ放題の上に、ほのかにカルピスの味のする水も飲めるので、4月上旬頃にメジロが少なくなるかは?
 
 なお、3月末に成っても、下の写真のような状態ですので、保管して有るミカンが無くなるまでメジロが留まっていそうです。
 
メジロ
 
 
 メジロには、収穫して、大量に保存して有る温州ミカンやネーブル、ポンカンなどの甘い柑橘類を提供していますが、「食べ方が浅ましい」ヒヨドリには、夏ミカンの木から落ちて、地面に沢山転がっている夏ミカンを提供してい、人間には酢っぱ過ぎて食べられないような夏ミカンを、ヒヨドリは、酸味には鈍感なのか、喜んで食べています。
 
 ヒヨドリには、夏ミカンが全部片付いたら、庭に、未だ沢山生っているポンカンやイヨカンを、自分で外皮を食い破って、勝手に食べて下さい。
 
 ポンカンやイヨカンも無くなったら、庭に大量に生っているキンカンでも食べて下さい。
 
 デコポンは外皮が厚くて硬いので、食べられないでしょ、と言う感じです。
 
ヒヨドリ
 
 
 ホッチキスを強力にしたような「タッカー」で、豆腐のパックに、割り箸を「井桁」に取り付けて、生垣の上に「埋め込んで」、野鳥の「飲料の飲み場」にしてみました。
 
 入れてある液体は、「カルピスぶどう」の希釈液です。
 
 窓ガラス越しに見える位置ですので、部屋の中から見ていると、「カルピスぶどう」は乳酸菌飲料ですが、メジロが「カルピスぶどう」の希釈液を、缶ジュースと同様に飲んでいました。
 
野鳥の水飲み場
 
 
 「アルミ缶入りのジュース」より、「プラスチックボトル入りのカルピス原液」の方が、経年劣化が早そうなので、沢山有る「カルピス原液」の方を優先的に、野鳥に提供する為に、もう一ケ所の野鳥の「飲料の飲み場」でも、「カルピスぶどう」の希釈液を提供するようにしました。
 
 「カルピスぶどう」を好んで飲むのはメジロだけではなく、ヒヨドリやムクドリ、ツグミ、シロハラも頻繁に飲みます。
 
 「カルピスぶどう」の希釈液を普通サイズの丼に、「なみなみと」一杯作って、朝に「飲料の飲み場」の容器に入れると、三時間ほどで空になり、お昼に、再度、「カルピスぶどう」の希釈液を丼に一杯作って、「飲料の飲み場」の容器に入れると、また三時間ほどで空になります。
 
 消費量が人間数人分と多いので、賞味期限が何年も切れている「古いカルピス」でも勿体無い?ので、人間の場合には「5倍希釈」が標準のようですが、徐々に希釈倍率を大きくしてみたら、「10倍希釈」の「ほんのりカルピスの味のする水」でも、野鳥が喜んで飲みますので、「ほんのりカルピスの味のする水」を野鳥に提供するようにしました。
 
 野鳥は人間より糖分に敏感なのだろうか?
 
 沢山有る賞味期限切れの「古いカルピス」が全部片付いたら、沢山有る賞味期限切れの「古い缶ジュース」を水で希釈して、「ほんのりジュースの味のする水」を野鳥に提供しようかと思っています。
 
 試した事は有りませんが、ただの自家水道の水だけでも、野鳥が喜んで飲むのだろうか?
 
 
 ヒヨドリです。
 
 私が庭に出て行くと、ヒヨドリが、まとまって、次々と、近くの神所の大木の上に逃げて行き、その数から、多い時には、庭に20羽ぐらいのヒヨドリが居るようです。
 
ヒヨドリ
 
 
 
ヒヨドリ
 
 
 ムクドリです。
 
 早朝から、庭に10羽も、15羽も来て、餌台の上でムクドリ同士で激しく争うので、体の小さいスズメが餌台に近づけないので、前日の昼膳に供えたウドンを俎板の上で、菜切り包丁で縦横斜めに、肉や魚をミンチにする要領で、御飯粒大まで細かく切り刻み、夕膳に供えた湯豆腐は手で握り潰し、それらを洗面器の中で沢山の水とかき混ぜて、庭に、遠心力を利用して半円形に、広範囲に広げるように撒き散らしています。
 
 夕膳に供えた油揚げと、ウドンの具の油揚げだけは、猫が来ると野鳥が警戒して来なくなるので、高い餌台の上に置いています。
 
 なお、上記の方法だとウドンを切り刻む手間が掛かる上に、油揚げをムクドリが全て食べる事になるので、ジューサーミキサーのミキサーの方を使って、先ず、ミキサーに油揚げと水を適量入れて、攪拌して油揚げを細かく切り刻み、その後、ウドンと適量の水を入れて、短時間だけ、攪拌して細かく切り刻み、それを洗面器に空けて、洗面器の中で予め手で握り潰して水に混ぜて置いた湯豆腐と掻き混ぜて、それを、庭に、遠心力を利用して半円形に、広範囲に広げるように撒き散らすようにしました。
 
 このようにすると、ムクドリだけでなく、スズメやツグミ、シロハラ、メジロなども、油揚げの、ごく小さい小片を食べられます。
 
 早く暖かくなって、自然界にムクドリの好物の「昆虫」や「昆虫の幼虫(毛虫や青虫、尺取虫、芋虫の類)」、ミミズ、木や草の実、木や草の新芽などが豊富になって、庭に来るムクドリが少なくなることを望んでいます。
 
ムクドリ
 
 
ムクドリ
 
 
 ツグミです。
 
 多い時には、庭に4羽居て、ツグミ同士、空中で、嘴で相手の体を噛み付き合い、地上に落ちても未だ激しく争っています。
 
 メジロも同様に、メジロ同士、空中で、嘴で相手の体を噛み付き合い、地上に落ちても未だ噛み付き合い、激しく争っています。
 
 種類の違う鳥の場合には、強い、弱いが明らかなのか、弱い方の種類の鳥が譲りますが、同種の鳥同士だと争いが起き、ツグミ同士とメジロ同士は、特に争いが激しいです。
 
 ツグミとシロハラは近縁種なのか、種類が異なっても争います。
 
ツグミ
 
 
 ツグミです。
 
 メジロは一回に、4、5口ぐらい飲むと「飲料の飲み場」から去りますが、ツグミは一回に、20口ぐらい飲み続けるので、「水腹」にならなのだろうかと思います。
 
ツグミ
 
 
ツグミ
 
 
 この花梨の木で休息していたスズメが、ハヤブサの仲間の「チョウゲンボウ」に襲われて、呆気なく捕まりました。
 
 庭がよく見える屋外で、椅子に腰掛けて、日向ぼっこをしながらミカンを食べていたら、ツグミやムクドリ、メジロなどが休息していた、この花梨の木に、突然、ハトぐらいの大きさの鳥が飛んで来て、一瞬止まった後に飛び立って、隣の家の屋根の上の高いテレビアンテナの上で、バランスをとるように羽をバタつかせて、僅かの間止まった後、直ぐに飛び去りました。
 
 高いテレビアンテナの上で、バランスをとるように羽をバタつかせている鳥を見て、その大きさから、一瞬、カラスかと思いましたが、体や翼が細長いのでカラスではないと思いました。
 
 その鳥の片脚に、大きさと色からスズメと思われる小鳥が掴まれていたので、花梨の木で休息していたスズメが、ハヤブサの仲間の「チョウゲンボウ」に襲われて、呆気なく捕まったのだと分かりました。
 
 過去に、庭の上をハヤブサが低空飛行で通過した際には、この花梨の木で休息していたスズメが、羽音を立てて、一斉に、柑橘類の木々の下に向かって逃げて難を逃れたのに、なぜ今回は、「チョウゲンボウ」に、呆気なく捕まったのか考えてみました。
 
 「鈍重」な飛び方のムクドリのように、「チョウゲンボウ」が滑空してスーと、この花梨の木に飛んで来たので、「またムクドリが飛んで来た」と油断していて、猛禽類だと気付くのが遅れて、スズメが呆気なく捕まったのでは。
 
 一緒に休息していたツグミやムクドリも、猛禽類だと気付くのが遅くて逃げ遅れたのに、スズメが捕まったのは、最初からスズメを標的にしていたからでは。
 
 過去に、ハヤブサが畑で、捕まえたムクドリを、脚の下に組み伏せているのを見た事が有り、狩る側の体格に合った大きさの獲物を狩るのでは。
 
 主に、ハヤブサはムクドリ程度の大きさの鳥を狙い、チョウゲンボウはスズメ程度の大きさの鳥を狙い、モズはメジロ程度の大きさの鳥を狙うのでは。
 
 田園地帯を散歩していて、上空を旋回飛行している百羽ほどのドバトの群れに、ハヤブサが飛んで来て、ドバトの群れに突っ込んでいったのを見たことが有りますが、その時はドバトを捕まえられませんでしたので、ハヤブサには、ハト位の大きさの鳥だと簡単には捕まえられないのでは。
 
 「弱肉強食」の自然界は恐ろしいと思いました。
 
メジロ
 
 
 カラスにも、猫にも食べられない野鳥用の餌台です。
 
 夕膳に供えた油揚げと、麺類の具の油揚げを、水を適量加えてミキサーで攪拌して切り刻み、湯豆腐はそのまま、自作の「柄杓」を使って下の段の餌台に置きます。
 
 朝膳の、具だけの豆腐と油揚げの味噌汁(味噌煮?)も、朝膳の御飯を加えて、自作の「柄杓」を使って下の段の餌台に置きます。
 
 具を取り除いた昼膳の麺類は、水を適量加えてミキサーで攪拌して切り刻み、洗面器の中で沢山の水とかき混ぜて、庭に、遠心力を利用して扇状に、広範囲に広げるように撒き散らします。
 
 手間は掛かりますが最も良いです。
 
 なお、以前に、下の餌台の左側のスペースにカラスが屈み込んで、上下の餌台の間に首を突っ込んで食べた際に、首で上の餌台を持ち上げると外れる事を学習したので、上の餌台の脚と、下の餌台に、電気ドリルで貫通孔を開けて、アルミの針金をピンの代わりに差し込んで、上の餌台を外せないようにしてあります。
 
 私が住む町の周辺に何ヶ所も在る田園地帯で、稲が稲穂を垂れる時期になると、我が家の庭に来るスズメが減って、庭に撒いた「小さく切り刻んだ麺類」や、「ご飯粒」が食べ残されるようになり、「ご飯粒」は自然に分解して無くなりますが、「小さく切り刻んだ麺類」は、いつまでも分解せず、雨が降る度に、「小さく切り刻んだ麺類」が雨水で洗われて、白くなって現れて、地面を白くします。
 
 8月下旬頃から、庭に来るスズメが、最近巣立った若い「留守番のスズメ?」だけになり、9月が最も庭に来るスズメが減り、10月中旬になっても、未だ、庭に来るスズメが少なく、前日に、庭に撒いた御飯粒が、翌日まで少し残っています。
 
 田園地帯ごとに、稲刈りの時期が異なり、稲刈りの早い田園地帯では、8月20日頃から稲刈りが始まって、9月の初旬頃には稲刈りが終わりますが、稲刈りの遅い田園地帯では、10月になっても、未だ稲刈りをしていない田んぼが沢山有ります。
 
 スズメは空を直線的に飛んで行くので、車では10分も、15分もかかるような田園地帯にも、お米を食べに行くようです。
 
 スズメは昔から稲作農家の宿敵ですが、「お米」が大好物なので仕方有りません。
 
野鳥の餌台
 
 
 体が大きくて攻撃的なムクドリがエサ台を占領して、スズメを威嚇し、鋭い嘴で突いて追い払うので、スズメが、油揚げや豆腐、かき揚げ(天ぷら)、ホットケーキなどに、ほとんど有りつけなくなったので、ムクドリを排除するエサ台に換えてみました。
 
 上下逆さにした園芸用の「育苗箱」の上に、「水切り用のカゴ」を上下逆さに置いて、「水切り用のカゴ」の片方の「持ち手」だけを園芸用の「育苗箱」に、針金で緩く結んだ構造で、「水切り用のカゴ」の片側だけを、トラックの「チルトキャブ」のように上げ下げして開放したり、閉じたりする事ができます。
 
 カラスだけを排除するように、カゴの格子を広くした部分に針金を張ったり、金網の切れ端を取り付けたりして、ムクドリも排除できるようにしました。
 
 スズメだけが通り抜けられる内径の「針金の輪」を6ヶ所に取り付けて有り、スズメは「スイスイ」と出入りできますが、ムクドリは首を突っ込んでも中に入れません。
 
 昔使っていた「赤外線コタツ」の脚が、最大直径40ミリの先細りの円柱形で、これを使って「針金の輪」を作り、先ずは内径38ミリの「針金の輪」で試してみたら、スズメは「スイスイ」で、ムクドリは首を突っ込んでも「つっかえて」中に入れませんでした。
 
野鳥の餌台
 
 
 「水切り用のカゴ」を上げ下げできる側の「持ち手」に、園芸用の支柱を取り付けて(ぶら提げて)、支柱を左手で握って押し上げることにより「水切り用のカゴ」を上げて開放したり、下げて閉じたりでき、右手で「特製の柄の長い『柄杓』」を持って、『柄杓』に入れた食べ物をエサ台の上に空けます。
 
 園芸用の支柱にスキューバーダイビング用の、「鉛製の錘(1キロ)」を「ぶら提げて」、カラスが嘴でカゴを咥えて開けられないようにしてあります。
 
野鳥の餌台
 
 
 人間に対して警戒心の強いスズメですが、長い期間に渡って食べ物を提供し続けている為か、相当に怪しげな餌台の上の「カゴ」の中に平気で入れ替わり立ち替わり入って、かき揚げ(天ぷら)を切り刻んだ物を嘴に咥えると、急いで「カゴ」の外に出て飛び立って、周りの屋根やブロック塀の上、道路上、地上などに降りてゆっくりと食べます。
 
 食べ物を嘴に咥えて、急いで「カゴ」の外に出て、巣が有ると思われる様々な方向に、繰り返し一直線に飛んでいくスズメも見られます。
 
野鳥の餌台
 
 
 餌台の上の「カゴ」の中に入る順番を待っているスズメです。
 
野鳥の餌台
 
 
 玩具のゴルフクラブと、「ぜんざい」や「水ようかん」が入っていたカップを組み合わせて作った秘密兵器の「柄杓一号」です。
 
柄杓一号
 
 
 長さ1メートルの「南天」の幹と、1リットルの「醤油のペットボトル」を組み合わせて作った最終兵器の「柄杓二号」です。
 
 「ぜんざい」や「水ようかん」が入っていたカップだと容量が小さくて、複数回に分けて運ぶ必要が有りましたが、新型は容量が大きいので一回で沢山運べます。
 
柄杓二号
 
 
 
 
 
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