メダカとミナミヌマエビの飼育・その2
 
 メダカの餌としてではなく、観察する為に、動物プランクトンの「ミジンコ」を、専用の水槽で飼育してい、黒い水槽だと、白っぽい「ミジンコ」が泳ぐのが良く見えます。
 
ミジンコ
 
 
 「ミジンコ」の餌となる植物プランクトンを増やす栄養源として、水槽に「稲わら」を入れると、植物プランクトンが増殖して「ミジンコ」が良く増えると、インターネットネットに記載されていたので、今までは「稲わら」が無かったので、「稲わら」の代用として、道端の「ススキ」を刈り取ってきて入れていましたが、バケツで栽培した「稲わら」を入れてみたら、「ミジンコ」が良く増えました。
 
 エビのような形態の動物プランクトンや、楕円形の動物プランクトンなどさまざまな形態の動物プランクトンが、活発に泳ぎ回っていますが、一種類の「ミジンコ」だろうか?
 
 なお、デジカメを水面から数センチの距離に近づけて、最高画質で撮影しました。
 
ミジンコ
 
 
 メダカやミナミヌマエビの餌は、100円ショップの「ダイソー」の、一袋100円で、80グラムも入っている「メダカの餌」で充分です。
 
メダカの餌
 
 
 2016年の夏に、裏庭の池に、ミナミヌマエビが沢山自然繁殖している事に気付きました。
 
 ミナミヌマエビを意図的に池に入れた事は有りませんが、ミナミヌマエビを飼育している水槽でオオカナダモが増えすぎると、取り除いて減らしますが、その際に、藻にエビが着いていると可哀想なので、取り除いた藻を「たらい」に移し、池と池の間の半島のような部分に、升目の粗い園芸用のカゴを置き、その中に取り除いた藻を空けて、もし、藻にエビが着いていても池に逃げ込めるようにしています。
 
 なお、上記の作業は、藻に着いていたエビが「干しエビ」に成らないように、雨降りの日に行ないます。
 
 上記の作業で、池に入ったエビに加えて、大雨の日に水槽から逃げ出したエビが、雨水が流れて行く先の裏庭で、裏庭の池に入るのかも知れません。
 
 繁殖させ過ぎて、水槽で飼い切れないヒメダカを、全て裏庭の池に入れていて、池に数百匹のヒメダカと、数百匹のクロメダカがいますが、それと同じぐらい沢山のミナミヌマエビが自然繁殖しています。
 
 タニシも自然繁殖して沢山棲んでい、水生昆虫の「コミズムシ」も自然繁殖して沢山棲んでいますので、池の中は生物で過密状態では。
 
 かなり広い水面の池ですが、メダカが過密状態で全く増えず、メダカの稚魚は全く見られません。
 
 暇潰しに、椅子に腰掛けて池の中を見ていると、広い池では、エビも長い距離を移動する時には、メダカのように泳いで移動しています。
 
ミナミヌマエビ
 
 
 裏庭の池は、餌が沢山要るのでパン粉を餌にしいてますが、200グラム入り一袋で10日ぐらいしか持たず、パン粉を沢山水面に撒くので、水が富栄養化して、写真に写っている小さな水草が大量に繁茂して、数日で水面を覆い尽くしてしまうので、数日毎に小さな網で「掬い取って」取り除いています。
 
 富栄養化した水を肥料として、大量に繁茂した水草を取り除く事により、水の富栄養化が更に進行するのを抑えている事になるのでは。
 
 なお、水草を取り除くのに小さな網で掬うと、網に水草と一緒にメダカやエビが入るので、メダカやエビをすくわずに水草だけを掬う秘密兵器?を開発しました。
 
 プラスチックのカゴの一部分を切り取って、柄として長さ120センチの園芸用の支柱を用い、その支柱の一端に、前記のカゴの一部分をビニタイで結束して固定した構造で、水面に浮いている水草だけを掬い取れます。
 
 なお、横向きに張られている白い糸のような物は、魚釣りに使う「テグス」で、カラスが池で水浴びをしないようにと張りましたが、ほとんど効果が有りません。
 
水草掬い
 
 
 タナゴを三つのガラス水槽で沢山飼育していましたが、タナゴは肉食性が強くて、水槽のガラス面に着いたコケを食べてもらい、ガラス面を透明に保つ為に水槽に入れて有る「石巻貝」を食べてしまい、「石巻貝」がいない為に、水槽の内面にコケが着いて、ガラス面が濃い緑色に成って、水槽の中が見えなくなるのと、平和的な生き物が好みの私には合わないので、タナゴを飼育するのは止めて、タナゴの稚魚を採取した田んぼの脇の小川に、生長したタナゴを全て放流して来ました。
 
 タナゴの成魚は、すばしこくて「たも網」などで採取するのは難しく、餌を入れた「罠のカゴ状の網」に誘き込んで採取するようですが、メダカの稚魚の群れのように、群れで泳いでいるタナゴの稚魚は、「たも網」で容易に採取できます。
 
 タナゴの稚魚は、メダカの稚魚と同様に、群れで泳いでいますが、泳ぎ方が異なり、「ピコッ」、「ピコッ」と瞬間的に前進しては静止し、その繰り返しで、ジグザグに泳ぎますので、泳ぎ方で容易に識別でき、また、上から水中を見ると、メダカの稚魚とは体型が異なりますので、容易に識別できます。
 
 タナゴは産卵管を使って、ドブ貝やカラス貝などの淡水性の、大きな二枚貝の「エラ」に産卵し、卵が孵化するまで二枚貝の中で育つので、ドブ貝やカラス貝が生息していそうな、水底が泥や土の川や水路を探すと、群れで泳いでいるタナゴの稚魚を見つけられます。
 
 タナゴの稚魚は丈夫で、ほとんど減らず、生長が早く、春に採取してきたタナゴが、夏には、早くも婚姻色になる個体もいますので、綺麗で飼育し易いのですが、平和的な生き物が好みの私には、肉食性が強いのが難点でした。
 
タナゴ
 
 
 ガラス水槽が三つ空き家になったままで、とりあえず、ガラス水槽の内面のコケを取り除き、ガラス水槽を透明に保つ為に「石巻貝」を入れて有りましたが、魚やエビなどの排泄物が供給されないと、「石巻貝」の餌のコケが育たなくなるので、平和的で飼い易いドジョウを飼育する事にしました。
 
 タナゴの稚魚を採取した際に、ドジョウの稚魚を一匹採取し、爪楊枝ほどの太さで、2、3センチの体長でしたが、丈夫で、すくすく生長して、約一年で体長15センチほどで、サインペンぐらいの太さに生長し、肉食性の強いタナゴを押し退けて、メダカの餌を「ぱく付いて」いましたが、一匹では可哀想なので、タナゴと一緒に放流して来ました。
 
 田園地帯の田んぼの脇の水路で、「たも網」を二本使って、挟み撃ちにするようにして、15匹ほどの「マドジョウ」を採取して来ました。
 
 胸ビレで上体を浮かしている姿は、一世を風靡したゴマフアザラシの「タマちゃん」のようです。
 
 
 昨年の8月頃に採取して、二つのガラス水槽で飼育していましたが、丈夫で成長が早く、水槽が手狭に成ってきたので、翌年の6月に、全てのドジョウを裏庭の池に入れました。
 
 網ですくって池に移す際に、メダカの稚魚とは違う、ドジョウの稚魚のような、ごく小さい稚魚が一匹いましたので、池は広い上に底に「ヘドロ」が溜まっていて、自然環境に近いので、ドジョウが繁殖するかも知れません。
 
ドジョウ
 
 
 「ドジョウ」を採取する際に、「たも網」に入ったダボハゼの稚魚のような魚で、二匹水槽に入れて有ります。
 
 ハゼの仲間は、口が大きくて肉食性が強いようですが、ドジョウよりかなり小さいので、ドジョウを飲み込むような事は無いと思いますが、メダカの餌で生長しなければ、採取した水路に放流して来ます。
 
 暇つぶしに、「ドジョウ」の入った水槽を見ていたら、ダボハゼの稚魚のような魚も、メダカの餌を食べていました。
 
ダボハゼ
 
 
 腹ビレか、お腹の部分が吸盤の働きをしているのか、垂直なガラス面に止まる事ができます。
 
ダボハゼ
 
 
 昨年の8月頃に採取して、ガラス水槽でドジョウと一緒に飼育していましたが、翌年の6月に、全てのドジョウを裏庭の池に入れる際に、底面ろ過はしていても空き家だった、一番小さい45センチの水槽に移しました。
 
 二匹の内の一匹は死にましたが、もう一匹は丈夫で成長して、斑模様が濃くなったので、オスだと思いますが、時々、沢山有る水槽に紛れ込んでいるミミズを、「トング」で摘まんで水槽に入れています。
 
ダボハゼ
 
 
 水槽に厚く敷き詰めた砂利に、小さな体で、大きな窪みを幾つも作り、棲み良い環境に変えているようであり、凄い体力の持ち主です。
 
 2023年6月25日現在も生きていて、更に大きく成長して、捕食者のいない環境だと、こんなに長生きをして、こんなに大きくなるのだと思っています。
 
ダボハゼ
 
 
 採卵の為に、成魚のヒメダカを飼育している、大きなコンテナボックス三つの水槽に浮かべている「ホテイアオイ」を、約一週間間隔で取り替えて、根にメダカのタマゴが沢山産み付けられている「ホテイアオイ」を、水槽やタライに移し、孵化させています。
 
ヒメダカ
 
 
 孵化させたヒメダカの稚魚です。
 
 大中小の「プラフネ」や大型のレジャーボックス、灯油ポリ容器を保管する大きな容器などを水槽として使い、数千匹のヒメダカの稚魚を飼育していますが、全ての稚魚が順調に成長するのではなく、成長するにつれて徐々に数が減っていきます。
 
ヒメダカの稚魚
 
 
 ヒメダカの稚魚です。
 
 大中小の「プラフネ」や大型のレジャーボックス、灯油ポリ容器を保管する大きな容器などを水槽として使い、数千匹のヒメダカの稚魚を飼育していましたが、成長するにつれて徐々に数が減っていますが、未だ、全体で千匹位いるのでは。
 
 稚魚の成長につれて過密になるので、ある程度成長した稚魚を、順次、裏庭の池に移していますが、池も既に過密状態です。
 
 ヒメダカを殖やし過ぎて、どこもかしこも過密状態で、エアレーションで、水に酸素を補給しないと飼えない状態になっています。
 
 なお、卵から孵化したばかりの小さくて「ひ弱」な稚魚を、「飼育ネット」のような狭い水槽?で、隔離して飼育すると「歩留まり」が良いようです。
 
 畑作地帯の農道を散歩していると、たまに、農道の脇の水路や川に「ヒメダカ」がいますが、メダカを増やし過ぎて、飼い切れなくなって、捨てられたのではと思います。
 
 ヒメダカとクロメダカ(自然界に棲んでいるメダカ)を交配すると、子供が総てクロメダカになりますので、ヒメダカとして自然界で繁殖する事は有りませんが、遺伝子がわずかに異なるので、その地域に棲んでいるメダカ特有の遺伝子が多少変化するのでは。
 
 ヒメダカやアオメダカ、シロメダカなど色の着いたメダカとクロメダカ(自然界に棲んでいるメダカ)を交配すると、子供が総てクロメダカになりますので、色の着いたメダカは、色の着いたメダカとして自然界で繁殖する事は有りません。
 
 クロメダカ(自然界に棲んでいるメダカ)は、本来のメダカが持っている総ての色素が揃っているので、黒い色に見えますが、その内の欠けている色素によって、燈色や青色、白色に見えますが、総ての色素が揃っているクロメダカと色の着いたメダカ交配すると、子供が総ての色素を持つことになり、黒いメダカに戻ります。
 
 
 
 
ヒメダカの稚魚  
ヒメダカの稚魚  
 
 
 手を差し出すと集まって来ます。
 
 
 
 
 
 
 2023年6月25日に小鮒を少しだけ採取してきました。
 
 毎年この時期の梅雨明けの前の最後の降雨の多い時期になる前の降雨の少ない時期に、国道1号線の南に広がる畑作地帯の農道を早朝散歩していると、時たま農道の脇の何本もの水路の所々に干上がって少しだけ水が残っている水溜まりのような所ができ、その水溜まりのような所に沢山の小魚が取り残されてい、可哀そうだけど我が家の水槽にスペースが無いから連れ帰って飼って上げられませんでした。
 
 今年は、我が家の水槽にスペースが有るので、畑作地帯の農道を早朝散歩していて、数日前から、何か所も水位が下がって水溜まりになりかけているカ所ができていて、魚の背中が水面から半分出ている状態の今日が、小鮒を採取するのに最適だど、散歩の後、急いで自宅に帰ってバケツや網を持って来て、水溜まりのような所に沢山取り残されている小魚を、網で2回すくっただけで必要量を採取できました。
 
 数千分の一の魚も助けて上げられませんでしたが仕方有りません。
 
 まるで「濡れ手に粟」のような状態で、
 
 私は、ディズニー映画の「アナと雪の女王」の映画の所々に入っている歌の一か所の歌の歌詞の「この時いーを待あっーていたーー」の心境でした。
 
 映画の音声を直接使うと著作侵害に成るので、代わりに「ゆかり」さんに歌って貰いましたが、「ゆかり」さんは「歌うたい」ではないので「こぶし」が回りません?
 
 ちなみに、私は、二人の主人公の内の「アナ王女」ではなく「エルサ女王」ような人が望みです。
 
 私は、「顔が平らな日本人」より「白人と黄色人種」の血が入り混じったような顔のスラブ美人やロシア美人が・・・
 
 
 
 
小鮒
 
 小鮒は成長が早くて、直ぐに大きく成るので少ししか飼えません。
 
 バケツの水ごと水槽に入れたら、小鮒の他に体が細長くて立て線のある「クチボソ」が数匹混じっていました。
 
 なお、魚の縦じま、横じまは、頭を上にして尾を下にした「立てた状態」で考えるようです。
 
 小さなドジョウも一匹混じっていました。
 
 小さなオタマジャクシも一匹混じっていました。
 
 「ピコッ」、「ピコッ」と瞬間的に前進しては静止し、その繰り返しで泳いでいる、ごく小さな魚の稚魚も混じっていたのでタナゴかも知れません。
 
 
小鮒
 
 
 これらの水槽に数匹だけ生き残っていたメダカを一つの水槽に移して、空き家に成った水槽に小鮒を数匹づつ入れて、増殖力が強くて直ぐに水面を覆いつくしてしまう水草を食べて貰うと共に、ボウフラが湧かないようにして貰います。  
 
小鮒
 
 
小鮒
 
 
 ミナミヌマエビを飼っている水槽に小鮒を入れると、鮒がエビを食べてしまうので小鮒は入れません。
 
 
小鮒
 
 
 
 
 
 
 
 
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