脳外傷による「高次脳機能障害」は、脳の老化による単なるボケとは異なる、と思う
 
 母は、「急性硬膜下血腫」という大怪我(脳外傷)による、「高次脳機能障害」という後遺症などが主な症状で、脳の老化による単なるボケ(認知症)では有りませんので、さまざまな事を理解できます。
 
 新しい事を覚えるのが困難だったり、新しい事を中途半端に覚えたりしますが、過去の事は良く覚えていて、私と街を散歩していて、「この内(家)は・・・・・」、「この内(家)は・・・・・」と、それぞれの家庭の事情を良く知っていて、「この内(家)は、昔、庄屋様で、昔、村長をした事があり、隣に新家(分家)が二軒ある。この内(家)と、この内(家)」などと、散歩中に、さまざまな内(家)のことを話します。
 
 ただの数字では計算意欲が湧きませんが、お金の計算なら、かなり大きな額でも正確に計算できます。
 
 視力が低いので細かい文字は読めませんが、仰向けに寝て、片足を立膝にして、その膝に、もう一方の足を掛けて、暇つぶしに、かなりの時間を掛けて新聞を読みます。
 
 母にも、制作している人の頭のレベルが低くて、価値の低い新聞だと分かるのか、仰向けに寝て、片足を立膝にして、その膝に、もう一方の足を掛けて、「暇つぶし」という感じで、新聞を一枚一枚バラバラにして読んでいます。
 
 この頃(5月)では、午前4時30分頃に起床して、自分で、マットレスや布団を一枚一枚丁寧に畳んで、二人掛けのソファーの上に積み上げて、その上に、埃除けに、大きなバスタオルを掛けています。
 
 2009年4月中旬に病院を退院してきた頃に比べたら、相当に状態が良くなってい、93歳にも、94歳にもなる高齢でも、未だ回復力が有るのだと思っています。
 
 
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