刑務所行き! 
 不正アクセス(不正アクセス禁止法3条)
 
 ネットワークにつながっており、パスワード等によりユーザーのアクセス制御がなされているコンピュータに対して、不正に入手した他人のパスワードを入力して、そのコンピュータを利用できるようにしたり、OS等のセキュリティホールを突いて侵入したりする行為は犯罪となる。
 
 
 データの破壊(刑法258条、259条)
 
 公用の電磁的記録や他人の権利義務に関する電磁的記録を破壊した者は、文書を毀棄した場合と同様に処罰される。
 
 
 コンピュータ業務妨害(刑法234条の2)
 
 人の業務に使用するコンピュータや電磁的記録を損壊したり、そこに虚偽の情報や不正の指令を与えて、コンピュータの本来の使用目的にそった動作を妨害した者は、処罰される。ハードウエアやデータ媒体の破壊、データの消去などの直接的加害にとどまらず、電源の切断、通信回線の切断、処理不能データの入力、不正な指令を与えるプログラムの作成、ウイルスなどの間接的な形での加害行為も含まれる。他人のホームページに不正に侵入して書き変えることは、これに該当する。
 
 
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