さまざまな事が重なって・・・
 
 
 2008年7月3日(木曜日)の午前5時過ぎに、偶然?、散歩中に交通事故を目撃しました。
 
 国道一号線から10メートルほど離れた農道を、直ぐ横の国道一号線の交差点を横目で見ながら歩いていると、4トン半ほどの白い中型トラックが交差点を通過した直後に、「バーン」と大音響が響き、音のした方向を見ると、その中型トラックから沢山の破片や火花が勢いよく周りに飛び散り、一瞬、トラックが爆発したように見えました。
 
 その直後に、そのトラックは右に急旋回して中央分離帯を乗り越え、片側二車線の対向車線に入り、対向車線を横切って、車道より50センチほど低い未舗装の側道に落ちて、側道の端に沿って設けられているガードレールに正面衝突して止まりました。
 
 そのトラックが、中央分離帯を乗り越えて対向車線に入った時に、対向車線をトラックが走ってきていて、そのトラックの側面に衝突するのではと思いましたが、予め事故に気付いていたのか、そのトラックが車道を横断した直後に通過しました。
 
 
 さまざまな要因が重なって、偶然?、上記の事故を、ピッタリのタイミングで目撃する事になりました。
 
 
 いつもであれば、その交差点の近くを、その時刻に通ることは有りません。
 
 その日は、自宅から南に行った田園地帯に車を駐車して、田園地帯の農道を東に向かって散歩中に、時刻を確認する為にズボンの右ポケットに入れている時計を取り出し、散歩し始めて35分ほど経過していることを確認した後に、再度、時計をズボンの右ポケットに入れる際に、手の感触で、ズボンの右ポケットに入れているはずの車のキーが無いことに気付きました。
 
 ズボンの右ポケットと左ポケット、後ろポケット、財布の間と、全て確認しましたが車のキーは無く、車にキーを挿したままにして来たのかと慌て、車を駐車した方向に20〜30メートルほど戻った時点で、ズボンの右ポケットから時計を取り出した際に、車のキーが一緒に出てしまって、アスファルト舗装の農道に音も無く落ちたかもしれないと思い、再度、右ポケットから時計を取り出した位置に戻ろうとし始めましたが、そこは、スイカ畑の脇なので、行ったり来たりしていると、スイカ泥棒と間違えられかねないと思い、とりあえず、車に戻ってみることにしました。
 
 車に戻る途上、
 
 車にキーを挿したままでドアを開けると警報音がするので、車にキーを挿したままと言う事は有り得ない。
 
 それなら、ドアの鍵にキーを挿したまま忘れてきたのだろうか?
 
 いや、ドアの取っ手を引いてロックしていることを確認したので、ドアの鍵にキーを挿したまま忘れてきたということ無いはずだ。
 
 それなら、車から離れる際に、ズボンの右ポケットに車のキーを入れる際に、入れそこなって、アスファルト舗装の農道に音も無く落ちたのかも?
 
 と、さまざまな推理をしながら、往路の35分より短い、25分?ほどで車に戻り、車のドアのロック、車のエンジンの鍵にキーが挿さっていないこと、ドアの鍵にキーが挿さっていないこと、車の近くの農道にキーが落ちていないことを確認し、前記で、ズボンの右ポケットから時計を取り出した際に、車のキーが一緒に出てしまって、アスファルト舗装の農道に音も無く落ちた可能性が高いとの結論に至りました。
 
 そこで、再度、前記の、車のキーを落としたと思われる地点に戻り始め、その途上、車のキーを落とした地点に、後3分ほどの位置で、前記の事故を、ピッタリのタイミングで目撃する事になりました。
 
 なお、車のキーは、前記の推測通りの地点に落ちていて、無事回収しました。
 
 
 もし、車のキーが無いことに気付いてから車に戻る際も、車のキーを落としたかもしれない地点に再度戻る際も、いつもと同じペースで呑気に歩いていたら、時間がずれて、前記の事故を、ピッタリのタイミングで目撃する事は無かった。
 
 もし、スイカ泥棒と間違えられかねないと思っても、20〜30メートルほど戻って、車のキーを落としたかもしれない地点の農道を確かめれば、車のキーを見つけて、そのまま東へと散歩を続けていて、復路は海岸に出て、海岸の砂浜を西へと散歩して戻ってきたので、前記の事故が起きた事さえ気付かなかった。
 
 もし、自宅を出る直前に、5分ほど雨が降って、今後雨が降ることが予想されなければ、最近のお決まり通り、車を駐車した地点から、田園地帯を西に向かって散歩していたので、前記の事故が起きた事さえ気付かなかった。
 
 もし、いつも通りであれば、田園地帯に車を駐車した後、先に車のキーをズボンの右ポケット入れ、その後で免許証と時計、ポケットティッシュをズボンの右ポケット入れたので、ズボンの右ポケットから時計を取り出した際に、車のキーが一緒に出てしまって、アスファルト舗装の農道に音も無く落ちるという事は無く、自宅を出て田園地帯に向かう途上、東海道本線の踏み切りで、貨物列車が通過するのに出くわし、貨物列車が通過するのを待っている間の時間の有効利用?として、先に、免許証と時計、ポケットティッシュをズボンの右ポケット入れ、田園地帯に車を駐車した後、車のキーをズボンの右ポケット入れたので、時計を取り出した際に、車のキーが一緒に出てしまって、アスファルト舗装の農道に音も無く落ちて、前記のような経過で、前記の事故を、ピッタリのタイミングで目撃した。
 
 
 ちなみに、前記の交通事故の、その後は、
 
 国道一号線の脇の側道のガードレールに正面衝突して止まった、4トン半ほどの白い中型トラックは、未だ荷台の架装されていない陸送中の新車で、止まった後、しばらく立ち止まって見ていましたが、ドアを開けて人が降りてこないので、体の具合が悪くて交通事故になったのか?と心配し、様子を見ていましたが、国道を通過するトラックは、事故車の後部が片側二車線の内の一車線にはみ出しているのを、ハンドルで避けて通過するだけで、止まるトラックは一台も有りませんでした。
 
 警察に連絡しようと思いましたが、落とした車のキーを人に拾われて持ち去られると困るので、とりあえず、車のキーを探しに行き、車のキーを回収してから戻って見ると、事故車からドアを開けて中年男が降りていて、一安心しました。
 
 最初に事故が起きた地点を見に行くと、車道に脱落したタイヤ一本と、さまざまな破片が散乱していて、ガードレールの先端(端)が大きく変形してい、トラックの左側がガードレールの先端(端)に衝突したことが分りました。
 
 事故の起きた交差点は、以前に、よく、国道の南側の田園地帯から北側の田園地帯に渡る時に、押しボタン式の歩行者用の信号機を利用していた交差点で、その押しボタンが設置されている信号柱に、あと数センチまで、ガードレールの先端(端)の変形がとどいていて、もし、信号待ちをしていたら、交差点により近いガードレールで守られているので、轢かれることは無いにしても、車の破片や火花を浴びていたかも?
 
 農道を迂回して、事故車の左側に回って見ると、トラックの左前輪が無く、衝突の衝撃で、ホイールが本来の位置から1メートルほど後退していました。
 
 その後も、なかなか、警察は来ませんでしたが、その内に、パトカーとワンボックスの事故処理車?がサイレン無しで来たので、その場を離れました。
 
 物見高いは人の常?
 
 
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